2017/12/30
Tag : Book

【読了】ジョイ・インク

ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B01N12YJO4/mersys-22/ref=nosim

を読んだ。

知識の塔は周囲から大事にされているが、その人自身はそうした状況に満足しているだろうか? そんなことはない。デイブは安定した立場というメリットを初めのうちは感じるものの、やがて牢屋に閉じ込められて逃げ出せないような気分になってくる。知識の塔は組織全体のボトルネックとなってしまうんだ。デイブは休暇の予定を組めない。現在のプロジェクトだけでなく、すべての顧客からの緊急事態に対して、彼は欠かせない人物となっているためだ。デイブがやっと休暇を取れても、ノートPCは手放せない。休暇から戻ってくれば仕事は山積みになっている。緊急性の低い仕事もすべて彼のところに回ってくるせいだ

属人性をさげるようにはしないとなぁと思いつつ。なかなかに難しい。
どうしても集中してしまうというのがあるだけに、、、スキルを揃えるのはすぐには出来なくても知識、情報を積極的に共有することはできるはず、、、なのでそういう仕組みを作るのが仕事かな。

チーム全体での学習を促進するため、ランチをJava工場に持ち込んで、普通は正午になってから、より深く勉強するための会を開く。テーブルや椅子を並べ替えて、フリップチャートやホワイトボードを持ち込み、その日の先生の周りに集まる。ラーニングランチのセッションではたいてい、そのときの顧客の仕事に直結するトピックを取り上げる。アンドロイドアプリ開発のようなテクノロジーの場合もあれば、ブレインストーミングのようなチームの活動の場合もある

こういう知識共有的なのとかそういうことはやっていきたいな、と思うところはある。
ただ、リモートという点で環境がことなるので、リモートでやれる方法、リモートだからこそ出来る方法を見つけていきたい。
リモートだから出来ないということだけは避けたい。

チームに合った靴……靴屋の息子はいつも裸足、という古いことわざを聞いたことがあるだろう。メンローのビジネスをサポートするためのテクニカルな作業はたくさんある。ウェブサイトの構築、再構築、改善などだ。iPhoneやiPadのアプリのデザインを簡単にすばやく進められるような、プロトタイピングツールを自分で作ろうかというアイデアもある。このような内部のテクニカルプロジェクトを動かす才能は、チームからやってくる。でもこのやり方は、メンローではずっと難しかった。内部プロジェクトはある意味待機プロジェクトであり、顧客からの有償のプロジェクトを受託したら、そちらにメンバーを優先しなければいけない、という考え方に僕たちは慣れきっている。内部プロジェクトは、二級市民扱いなんだ。いくつか実験してみたが、まだこの問題を解決しきれていない

サービスや自分たちのもの?ツール?は作ってみたいが、どうしても受託があると、、、になるのでそこのバランスを見つつ。
プラグインとかを広げつつ、もう少し視野を広げていきたい。

どんな組織にもビジョンが必要だ。組織がある理由、組織の目的、組織のWHYだ。あなた自身のWHYとはあなた自身の心の歌から現れ、行動と決断の原動力となる、心からの願いや望みだ。サイモン・シネックの『WHYから始めよ!』のビデオを見て、本を読んでみよ

ビジョン、、あまり考えたことがないだけに難しい。
仕事とかをスムーズにまわしたいという個人的な目標はあるが、それはあくまで個人的な目標でしかないし、組織のビジョンってあまり考えたことがないな。
やってる内容がある程度偏ってるからそれでお客さんの役に立つものを云々かんぬんとかはあるんだろうけど、それはどうなんだろうな。

ちょうど最近、プロダクトを作る話とかを読んだりしたな、そういえば。