2020/3/4
Tag : Craft CMS

Craft CMS のカテゴリはマルチサイトでの利用が前提となり管理の権限割り振りができる

今日は DotOne が開催されている。

Dot One Australia 2020 | Craft CMS
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カテゴリ的な分類をカテゴリでやるか、エントリでやるか?というのは以前に少し書いたりした。

どっちを使うか?は結局のところ要件次第ではあるのだけれど、マルチサイトの場合にカテゴリグループを作ると、サイトごとにカテゴリグループの有効無効は現時点では選ぶことはできない。

カテゴリグループに作成したカテゴリについては、サイトごとに翻訳したり、有効無効にすることは可能。

カテゴリグループはグローバルに近い感じで、サイトを串刺して使うものと考えるといいのかもしれない。

カテゴリ選択用のフィールド

エントリで使うためにはカテゴリを選択するためのフィールドをつくるという手間もある。

ただ、作成時点で選択数を指定できるので、1にすればラジオボタンと一緒になるし、制限をかけなければチェックボックスと同様ということになる。

フィールドでラジオボタンやチェックボックスのフィールドを作ることで似た様な選択できるフィールドを用意することも当然できる。

選択するUIとしてどちらがいいか?というのも1つの判断材料にはなりそう。

選択肢の編集権限から考える

選択肢を増やしたり、編集できたりする必要があるか?というところも判断基準にはなる。

カテゴリを選択する際に、カテゴリ周りの権限があればこんな感じで新規作成のリンクもでる。

権限がなければ新規作成のメニューは出てこない。

権限の付与が柔軟にできるというメリットはある。
これはカテゴリの代わりにセクション/エントリを使った場合も同様。

ラジオボタンのフィールドの様な形で実装した場合、フィールドだけの編集権限というのは付与できないので、セクション自体の編集権限が必要になる。

どういう運用になるか?というのも判断基準にはなりそうなので、設計するときには気をつける必要があるな、と思った。